半年ほど前に、勝間和代さんの「超ロジカル家事」を読みました。
失礼ながら勝間さんのことはほとんどテレビで見たふわっとした印象しか持たず、本も初めて読みました。
そもそも「勝間和代が書いた家事の本?!」とびっくりしたんですが、2017年最も読んで良かった本の一冊でした。
実はやらなくていいことを、みんな”頑張って”やりがち。
読んで良かった1番大きな理由は、仕事では効率化とか生産性向上とか言ってるにも関わらず、家事に関しては「不便だなあ」「めんどうだなあ」と思いながらも「当たり前だから」と思いこんで受け入れてしまってることがたくさんあったと気づいたこと。
もっと考えて効率化しながら家事をすれば、本当はやらなくていいことや楽になることがあるんじゃない?と思えました。
例えば、ガス周りの掃除。そもそもガス台が汚れるのは、油を使って料理をすることではねるから汚れます。どう楽にきれいにするか?を考えがちだけど、勝間さんは「そもそもガス台を使わない」という結論に。(笑)
ではどうするかというと、オーブンレンジやグリル、電気圧力IH鍋で全て作るそうです。密閉されてるから汚れないし、そもそも油も使わない場合もあるからついた汚れもすぐ落ちる。
ガス台の掃除はもちろんしないですむし、タイマーや温度で管理できるから、材料を入れてほっとけば料理が完成する。煮たり焼いたりする時間も手は空いてるから他の事ができる…!
仕事でも、基本的にやることを減らしてどうやるか?を考えますが、ここまで徹底した家事の効率化の話は、感動しました。
ガス台を使わないなんて無理じゃない?と思ってましたが、レンジを使って思ったより料理ができることが分かり、私もガス台を使うことが大幅に減りました。掃除も楽だし、簡単レシピなので夫も作れるようになり、良いことづくしです。
ロボットは、未来ではなく今すぐ、家に導入できる
これまで、家事に関しては、
1、私がやる
2、夫がやる
の選択肢しかないと思っていました。
しかし、勝間さんは、
3、ロボットにやってもらう
4、やらなくてすむ方法に変えてしまう
というのをむしろ最優先事項とする。
いや、仕事だったら結構当たり前のことを、なぜか家だと「人がやらなくては」と思ってしまうんですよね・・・。
ご紹介されていた一部ですが、勝間さん式家事効率化はこんな感じです。
・掃除→ルンバとブラーバ(拭き掃除機)
・料理→作るのはヘルシオ(オーブンレンジ)2台持ちとホットクック(圧力IHなべ)3台持ち。片づけは食洗機。
「高級家電3台持ちとかお金があるからできるし、旦那さんが協力的だったりマネできない感じなのでは?」と思われるかもしれませんが、全く逆です。
ほぼ3食自炊で1食350円位のためお金は外食と比べてかからず、お一人で家事をこなされてるそうです。家電に投資して全部ロボットにお願いすることで時間を作って、バリバリ仕事をしながら家事をまわす。これが勝間式!
自分の時間に投資して、その分やりたいことをやる
これまで食洗機は置き場もお金もないし、ほしかったけど買うつもりはなかったのですが、これを機に購入を決意。
食器洗いを毎日30分したら、365日で172時間。時給がもし仮に1,000円だったとしたら、172時間×1,000=172,000円。自分の時給を考えたら、4万円の食洗機は確かに惜しくない。。置き場問題も(ぎりぎり納めることで)なんとか解決し、設置!
今も、この記事を書きながら食洗機が回っています。家事をやらなくていいなんて最高!