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忙しい女性必読!気持ちが楽になる「ハレとケ」のこと

「料理するの大変」は、思い込みかもしれない

働いていると料理をするのって大変だし、億劫になりますよね。

特に1人暮らしや2人暮らしの場合、料理をするとなって食材を買ってきても余らせて腐らせてしまったり、コントロールも難しい。

でもそれは食事に対して、「ご飯とお味噌汁とメインのおかず、サラダともう一品くらいは…」という無意識での思い込みがあるからではないでしょうか。

日本人の伝統的な世界観「ハレとケ」

日本には昔から、「ハレとケ」という考え方があるのを知っていますか?

  • ハレ=年中行事やお祭りなど非日常
  • ケ=普段の生活、日常

今の60歳前後が子どものころは、お肉料理などは日常的には食べられなかったので「ハレ」の日のご飯だったわけです。でも今20~30代は小さいころから、食卓にお肉やお魚などの”メインのおかず”がないといけない気になってしまう。

そのため、現代の食事は、毎日が”ハレの日のご飯”になっているのだそうです。

特に外食も当たり前、いつでも安価に”ハレの日”のご飯を食べることができた今の30代以降は、その固定概念がさらに強くなっているのではないでしょうか。

昔より身体を動かさなくなった現代人、そんなに栄養をとる必要はありません。日常のご飯は、野菜と納豆とかで良いし、インスタグラムに載せる必要もないんです。(上手くできた時だけ載せれば良い!笑)

海外では日常、調理はせず”並べるだけ”

実は海外では、この「ケ=日常」が当たり前に食生活に反映されているそうです。

こんな記事を見つけました。

平日はシンプルな料理でいい。ストレスの少ない、ドイツの合理的な食生活

ドイツの食生活はシンプルだ。朝食メニューはパンにハム、チーズ、野菜などを挟んだものや、ミューズリ(オーツ麦などの穀物を加工したものにドライフルーツ、ナッツなどを加えたシリアルの一種)に牛乳やヨーグルトをかけたものが主流。

昼に温かいものを食べ、夜は再びパンにハム、チーズという「火を使わない食事」が伝統的である。夜に温かいものを調理する家庭も当然あるが、火を使わない夕食は現代でもごく普通の光景だ。

ドイツパンは、白くふわふわした日本の食パンとは異なる。ドイツパンの種類は豊富で地域によっても異なるが、一般的に北部に行くほど生地に使われるライ麦の割合が高くなる。

つまり、調理されたものを食べるのは、お昼だけだったんだそうです。

以前ドイツの一般家庭にホームステイをしていたときは、パン、バター、ハム、チーズという内容の朝食を毎朝準備していて「ドイツの朝食とは作るものではなく、冷蔵庫から出して食卓に並べるものなのだな」と思ったものだ。もちろんこれは手抜きではなく、そうした食文化なのである。

ドイツでは夕食も朝食と同じ内容でいいのだと知ったとき、それを真似しようとは思わなかったが、少なくとも日本食のように「夕食にはご飯と味噌汁、メインのおかずに小鉢やサラダを付けなければ」という半ば強迫観念めいたものは消えていった。

日本では、”朝ご飯っぽいもの”ということがあって、同じものを夕飯に出てきたら違和感が生まれます。でもそれだって私たちの思い込みなのかもしれません。

忙しい女性たちにとって、ここまでシンプルに料理について考えられたらとても楽ではないでしょうか?

働く女性たちはこうしてバランスをとっていけば良いと思います。

大事なのは、栄養が取れていることだけ

ごはんを食べる一番の理由は、栄養素をとることです。

家庭科の授業で習ったこの食事バランスガイド、これを1食でバランスをとらなくっていいんです。1日の中、数日の中でバランスをとっていければいいんです。

食事バランスガイド(参照元:農林水産省)

料理・調理をすることは、栄養を取るために必ずしも必要なことではありません。

もちろんおいしいご飯を手をかけて作れればそれも楽しいことですが、全てのことを完璧にしなくてはいけないなんて、ありえません。ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」でキャリアウーマンのゆりちゃんの言葉を借りれば、”呪い”です。「そんなものからは逃げてしまいなさい」です。

たまに作りたい時に、作れるようになりたいと思った時に、手の込んだ料理を作ればいい。

それ以外は、レンジに頼ったり、並べるだけの日常のご飯で良いのです。余ったら冷凍して保存しておけばいいんです。

働いて忙しくて、時間は有限なのだから、時間はやりたいこと・やるべきことに使っていきましょう!